2003年 ローマ

この旅行が初のヨーロッパ。ジャンボジェットがもはやなつかしい。手前味噌だが新婚旅行。

新婚旅行最初のローマのホテル。殺風景で、窓のシャッターが壊れて開かなかったけど、まあよし。
ローマの朝。教会のドームなんかが見えて雰囲気満点

地下鉄のオッタヴィアーノ駅を上がればこんな感じ。

この門の内側が…

サン・ピエトロ大聖堂!

サン・ピエトロ広場。オベリスクは1世紀にエジプトから運び出されローマ帝国に。1586年にこの位置に。

サン・ピエトロ大聖堂内部。人と柱を比較してほしい。圧倒的なサイズ感。

ミケランジェロの「ピエタ」。十字架から下ろされたイエスを抱き嘆く聖母の像。

サン・ピエトロ大聖堂の巨大彫刻のひとつ、パウルの聖ヴィンセント。貧者に尽くした16世紀の人物。宗派を超えて尊敬される、いい人。

アルカンターラの聖ペテロ像。スペイン生まれの清貧修道士。躍動感ある人気の像。

ここがバチカン美術館の入り口です。

ヘレニズム期の傑作、ラオコーン。ギリシアのトロイアの神官ラオコーンが海蛇に巻きつかれている姿。脇腹かまれて痛そう。

ラファエロの名作「アテネの学堂」。ギリシアの哲学者たちの群像にルネサンスの人々をあてている。中央上のソクラテスの顔がダ・ヴィンチだったり。

ブラマンテ作の二重螺旋階段。ヴァチカン美術館は階段をも作品にする。

次はここ。コロッセオ。フラヴィウス円形闘技場です。

よく見ると柱の様式が違う。下は2層目のイオニア式。上が3層目のコリント式。柱頭に注目。

コンスタンティヌスの凱旋門。コロッセオの隣。教科書でおなじみコンスタンティヌスがライバルのマクセンティウスを破った記念に建てられた。

コロッセオ内部。中世は建築資材に石材がもっていかれてこんな感じ。

一部は客席を元に戻す復元中。客席は結構闘技場に近くて、本物の殺し合いが迫力あっただろう。

次はこちら、フォロ・ロマーノ。今見えている建物が元老院の跡。

アントニウスとファウスティーナの神殿。あの、地味皇帝アントニウス・ピウスが皇后の死後を偲んで建てた神殿。皇帝としては地味でも、幸せな人生の方がいい。

セプティミウス・セヴェルスの凱旋門。戦いに明け暮れたアフリカ生まれの皇帝。この人の息子があのカラカラ帝。

元老院。周りがなにしろ大きな建物なので目立たないけど、それでも大きな建物。

フォロ・ロマーノ全景。ローマ帝国の政治の中心。ローマの歴史を2000年も見続けていた遺跡。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂。とにかくデカい。このデカさがローマっ子には不評だったらしいが、いいじゃん。今のイタリアがあるのはこの人のおかげなんだから。

実は、この旅の目的地はここ。アーチの先に目指すサンティニャツィオ教会がある。

ポッツォ作の大天井画「聖イグナティウスの栄光」。教科書でおなじみイエズス会のロヨラの世界中への伝道をたたえている。どう見ても立体に見えるだまし絵。

サンティニャツィオ教会内部。ギターコンサートをやってた。

これは定番、トレヴィの泉。アウグストゥス時代からの泉を18世紀にリニューアル。

トレヴィの泉前のカフェで。こんな感じでカプチーノに模様を描くの、まだ日本ではあんまりやってなかったな。

ムンディ27歳。

コロッセオと並ぶ、ローマ帝国の遺産、パンテオン。

パンテオン内部。完全な球体で屋根を支え、柱のない奇跡のような建築。

ヴェルディの「椿姫」のオペラを観る。イタリアはやっぱり歌の国だと思う。ちなみに当方オーケストラ所属

テルミニ駅から次の目的地、フィレンツェへ。

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